今回の検証ではEVのレクサスRZをエアコン
AUTO25℃固定の日常生活で使用し
100%満充電からどれだけ走れるか
検証してみました。
検証開始
バッテリー100%

ここから数日間、無充電で走行、平均電費の計測もリセット。
【EV電費30日間実測検証 DAY1】真夏にレクサスRZでエアコンフル稼働、実際どれだけ電気使う?電費は?徹底検証
残バッテリー21%

| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 走行距離 | 235km |
| メーター航続可能距離 | 390km→84km |
| メーター走行距離 | 306km |
| バッテリー残量 | 100% → 21% |
| バッテリー消費 | 79% |
| メーター表示電費 | 5.4Km/kWh |
| 日数 | 5日間 |
5日間走行 消費バッテリー79% 残バッテリー21%に
79%消費して235km走行
79%バッテリー使用で走行距離は235kmでした。
20%を下回ると電欠の恐れがあるため
(それぞれのオーナーの電欠への感覚もありますが)
実際の運用では私はこの辺りで充電したいところ。
今回の走行を詳しく検証していきます。
今回の検証結果
まず、今回のデータを整理します
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 検証開始バッテリー | 100% |
| 検証終了バッテリー | 21% |
| バッテリー使用量 | 79% |
| 走行距離 | 235km |
| メーターパネル電費 | 5.4km/kWh |
| バッテリー残量から計算した電費 | 約4.0km/kWh |
検証前にメーターパネルの電費表示をリセットし、0km/kWhからスタートしています。
そのため、今回表示された5.4km/kWhは、検証期間中の走行を反映した数字です。
一方、バッテリー残量から計算すると?
今回の検証では、
100% → 21%
となったため、バッテリーを79%使用したことになります。
レクサスRZのバッテリー容量を74.1kWhとして単純計算すると、
74.1kWh × 79% = 約58.5kWh
となります。
この約58.5kWhを使って、
235km
走行したと仮定すると、
235km ÷ 58.5kWh ≒ 4.0km/kWh
となります。
つまり、
メーターパネル表示:5.4km/kWh
バッテリー残量からの単純計算:約4.0km/kWh
という差が出ました。
なぜ数字が違う?
ここが今回、一番気になったところです。
単純に考えると、
「5.4km/kWhなら、79%のバッテリーで約317kmくらい走れるのでは?」
と思ってしまいます。
しかし、車両の電費表示とバッテリー残量から単純計算した電費は、必ずしも同じ数字になるとは限りません。
考えられる理由として、いくつかの要素があります。
① 74.1kWhすべてが走行に使用できるとは限らない
今回の計算では、バッテリー容量74.1kWhをそのまま使用可能な容量として計算しました。
しかし実際のEVでは、バッテリー保護などのために、総容量と実際に使用できる容量が完全に同じとは限りません。
そのため、
74.1kWh × 79%
という計算は、あくまで単純計算です。
② 車両の電費表示とバッテリー残量の計算方法が異なる可能性
車両のメーターパネルに表示される「5.4km/kWh」が、バッテリー残量の減少量だけから計算されているとは限りません。
車両側では、走行時の消費電力などをもとに電費を算出している可能性があります。
また、
- エアコン
- バッテリー温度管理
- 各種電装品
- 車両システムの消費電力
など、どの電力を電費表示に含めるのかによっても結果は変わる可能性があります。
③ 回生ブレーキの影響
EVには減速時などにモーターを発電機として利用し、バッテリーへ電力を戻す回生ブレーキがあります。
そのため、走行中に使用したエネルギーと、最終的なバッテリー残量の減少量は、単純に一致するとは限りません。
特に街中での走行では、加速と減速を繰り返すため、回生によってバッテリーに戻される電力も発生します。
今回はどちらを「実測電費」とする?
今回の検証では、私はメーターパネルに表示された5.4km/kWhを「車両表示電費」として記録することにしました。
一方、約4.0km/kWh
については、
バッテリー残量とバッテリー容量から単純計算した参考値
として扱います。
どちらか一方が「正しい」と断定するのではなく、実際に確認できた2つの数字をそのまま公開することにしました。
今回の検証で分かったこと まとめ
今回の検証では、
- 走行距離:235km
- バッテリー残量:100% → 21%
- バッテリー使用量:79%
- 車両表示電費:5.4km/kWh
- バッテリー残量からの単純計算:約4.0km/kWh
という結果になりました。
つまり、真夏にエアコンAUTO25℃固定で79%のバッテリーを消費して
実際に235km走行したというのが今回の大きな実測結果です。
一方で、バッテリー容量74.1kWhをすべて使用可能容量として単純計算すると、電費は約4.0km/kWhとなり、メーターパネルの5.4km/kWhとは差が出ました。
この差については、使用可能なバッテリー容量、車両側の電費表示の算出方法、回生ブレーキ、空調や各種電装品などの消費電力など、複数の要因が考えられます。
そのため、今回の結果だけで「RZの実際の電費は4.0km/kWh」と断定するのではなく、
235km走行したという実走行結果
車両表示電費5.4km/kWh
バッテリー残量から計算した参考値約4.0km/kWh
この3つをそれぞれ実測・計算結果として公開します。
この「235km走行」という数字は、今後の季節ごとの検証でも重要な基準値になりそうです。
秋・冬・春ではどう変わる?
真夏の検証では約300kmという結果になりましたが、気温が穏やかな秋や春にはどの程度変化するのでしょうか。
今後も同じように実測を続け、
「真夏」「秋」「冬」「春」でレクサスRZの実際の電費と航続距離がどの程度変わるのか
を検証していきたいと思います。
※本記事の航続距離は、今回の実測電費から単純換算した推定値です。実際の航続距離は、気温、エアコン、速度、道路状況、積載量、運転方法などによって変動します。

