【EV充電+太陽光発電〜夏編〜】発電×充電30日間の実績公開!太陽光発電余剰電力でどれだけ充電できる?

「太陽光発電がある家庭なら、EVの充電をどのくらい太陽光だけでまかなえるの?」

EVと太陽光発電を組み合わせて生活していると、実際にどれくらい充電できるのか気になるところです。

そこで今回は、レクサスRZ450eを実際に普段使いしながら、2026年7月27日~8月25日の30日間、太陽光発電・家庭の消費電力・EV充電を記録しました。

真夏のエアコン使用や日々の買い物、子どもの送迎など、特別な条件を作らず普段通りに使用した30日間の実績です。

果たして、真夏の30日間で太陽光発電からEVへどれだけ充電できたのでしょうか?

真夏30日間の実績カレンダー

今回の検証期間は、2026年7月27日をDAY1、8月25日をDAY30として実施しました。

太陽光発電量、家庭全体の消費電力量、EVを充電した日と充電時間をカレンダーにまとめています。

▼太陽光発電・家庭消費・EV充電の30日間実績

今回の検証では、EVの充電を行ったのは30日間で11日でした。

充電した日は以下の通りです。

DAY日付充電時間
DAY68月1日1時間
DAY78月2日9時間40分
DAY98月4日4時間30分
DAY138月8日3時間
DAY148月9日5時間
DAY158月10日1時間50分
DAY168月11日2時間
DAY208月15日8時間
DAY218月16日7時間
DAY278月22日6時間
DAY288月23日3時間30分
合計11日間51時間30分

△充電は自宅の3kW普通充電器使用

30日間で太陽光発電はどれだけ発電した?

30日間の太陽光発電量は1,678.6kWhでした。

一方この期間の家庭全体の消費電力量は667.6kWhでした。

つまり、30日間の単純な発電量と家庭消費量を比較すると

1,678.6kWh − 667.6kWh = 1,011.0kWh

となります。

もちろんこれは月間の発電量と消費量を単純比較した数字です。

実際には「発電した電気をその瞬間にどれだけ家庭で使ったのか」「どれだけ余剰になったのか」までは今回のデータだけでは判定できません。

そのため今回はEVへの充電時間から充電電力量を推計して検証します。

30日間でEVに充電したトータル時間は?

30日間のEV充電時間は、

51時間30分でした。

自宅の充電環境は3kWなので、単純計算すると、

3kW × 51.5時間 = 約154.5kWh

となります。

したがって、30日間でEVへ充電した電力量は、

約154.5kWh(推計)

となります。

ただし、これは実際にコンセント側で計測した電力量ではありません。

「3kWで充電した時間」から算出した参考値です。

充電ロスなどは含まれていません。

EVへの充電、約154.5kWhのうち太陽光発電でどれだけ充電できた?

今回の30日間では、基本的にEVの充電には自宅の太陽光発電による余剰電力を利用しました。

検証期間中、DAY21だけは曇天で太陽光発電量が十分ではなかった可能性があり、約1時間分を電力会社から買電し充電したと仮定します。

3kW × 1時間なので、

約3kWhです。

したがって、

154.5kWh − 3kWh = 約151.5kWh

となります。

今回の30日間では、

EVへの充電約154.5kWhのうち、約151.5kW、98%を太陽光発電からと推定

しました。

真夏の30日間、EV充電にかかった費用は?

今回の検証で少し面白い結果になったのが充電費用です。

EV充電の大部分は太陽光発電と推定されるため、一般的な電気料金をそのまま「EVの電気代」として計算することはできません。

さらに、私の家庭では売電した余剰電力の収入が契約会社側の収入となる契約のため、実際の売電単価も把握していません。

そこで今回は、DAY21の約1時間だけ電力会社から買電したと仮定して参考値として計算します。

買電力:3kWh

私の家庭の平均電気料金は37円/kWhなので、

3kWh × 37円 = 111円

となります。

つまり今回の真夏30日間の検証では、

EVの走行に必要な充電のうち、買電力分の費用は約111円と推計

されます。

ただし、これはEV充電全体が111円だったという意味ではありません。

太陽光発電由来と推定した約151.5kWhについては、今回の検証では実際の売電単価や太陽光発電の機会費用を算出していないため、金額評価から除外しています。

あくまで、「今回の30日間で系統電力を使ったと仮定した分の参考費用」です。


太陽光発電+EVは真夏でも相性が良かった

今回の30日間の検証で分かったことは太陽光発電とEVの組み合わせは真夏の普段使いでもかなり相性が良いということです。

30日間で937km走行し、EVを充電したのは11日。

総充電時間は51時間30分でした。

3kW充電として計算すると約154.5kWhの充電量となり、そのうち約151.5kWhを太陽光発電由来と推定しました。

つまり今回の環境では、

「走る → 自宅に戻る → 太陽光発電の余剰電力で充電する → また走る」

というサイクルを実際の生活の中で作ることができました。

特に夏場は日照時間が長く、太陽光発電量も多くなりやすいためEVとの組み合わせによるメリットを

実感しやすい季節だと感じました。


「太陽光ならEVの電気代は完全無料」ではない

今回の検証で注意したいのは、太陽光発電で充電したからEVの充電費用が完全にゼロになる、と単純には言えないことです。

自宅で使わなければ売電などに回せた電力をEVに使っているため、太陽光発電には別の価値があります。

また、今回の充電電力量も電力量計で実測したものではなく、

3kW × 充電時間

による推計です。

そのため今回の記事では、

「太陽光発電でEV充電にどれだけ電力を回せたのか」

という実測・推計結果を中心に紹介しています。

真夏30日間の結果まとめ

項目30日間の実績
検証期間7月27日~8月25日
太陽光発電量1,678.6kWh
家庭の消費電力量667.6kWh
EV走行距離937km
EV充電日数11日
EV充電時間51時間30分
EV充電電力量約154.5kWh(推計)
太陽光由来と推定約151.5kWh
系統電力と仮定約3kWh
系統電力分の費用約111円(推計)

※EV充電電力量は3kW×充電時間による推計値です。充電ロスなどは含んでいません。
※約111円はEV充電全体の費用ではなく、DAY21の約1時間を系統電力と仮定した場合の参考費用です。


まとめ|30日間実測して分かった太陽光発電×EVのリアル

今回真夏の30日間を実際に記録してみて、太陽光発電とEVの組み合わせは単なる「環境に良い」という話だけではなく、日常生活の中で実用的な充電システムとして機能することを確認できました。

30日間で937km走行しながら、51時間30分の自宅充電を実施。

その充電電力量は約154.5kWhと推計され、そのうち約151.5kWhを太陽光発電由来と推定しました。

そして今回の検証で買電力を使用したと仮定したのは約3kWh。

37円/kWhで計算すると、約111円です。

もちろんこれは私の自宅環境で行った30日間の結果なので、すべての家庭で同じ結果になるわけではありません。

太陽光パネルの容量、発電量、EVの走行距離、充電器の出力、天候、家庭の電力使用量などによって結果は大きく変わります。

だからこそ今回はカタログ値ではなく実際の家庭生活の中で30日間測定したデータとして公開しました。

今後は季節が変わることで太陽光発電量やEVの電費、充電環境がどのように変化するのかも検証していきます。

夏に続いて、秋・冬の実測ではどのような結果になるのか

引き続き、実際のデータを公開していきます。