【EV電費リアル公開~夏編~】真夏に30日間検証したリアルデータ|電費・バッテリー消費・充電時間を完全公開

30日間、真夏の普段使いで実際にどれだけEVのバッテリーを消費し充電したのか?

30日間検証ルール

  • エアコン:AUTO・25℃で固定
  • ドライブモード:Normalに固定
  • 毎日実測記録を画像とともに掲載
  • 運転方法:普段どおりに穏やかな安全運転を心がける

上記4つのルール守り30日間実測

実測結果

項目実測結果
総走行距離937km
累計バッテリー消費321%
累計バッテリー充電255%
最高気温31〜37℃
エアコンAUTO・25℃固定
ドライブモードNormal固定

夏の30日間の実測データの結果です、ここからは実測データをもとに個別にわかったことをを公開していきます。

実際の30日間の平均電費はどれくらい?

実測30日間の電費を計算します

  • 総走行距離:937km
  • 累計バッテリー消費:321%

上記2つの実測数値と車両バッテリー容量の74.1kWhから平均電費を求めると

74.1kWh × 3.21 = 237.86kWh

消費電力量 237.86kWh

消費電力から平均電費を求めると

937km ÷ 237.86kWh= 約3.94km/kWh

平均電費 約3.94km/kWh

となります。

つまり真夏に快適空調で30日間、937km走行した場合消費電力は約238kWhとなり、平均電費は

約3.9km/kWhになるという結果になりました。

ただし、この計算は74.1kWhをすべて使用可能容量として扱った参考値です。

車両が表示する電費とは算出方法が異なる可能性があります。

車両表示電費は5.3km/kWh

一方で30日間の検証終了時、メーターパネルに表示されていた通算電費は5.3/kWhでした。

これは車両側が走行データなどをもとに算出して表示している電費です。

5.3km/kWhと3.9km/kWhで大きな差

2つの数字を比較すると、

電費の算出方法電費
車両メーター表示5.3km/kWh
消費バッテリーから単純計算約3.9km/kWh
差約1.4km/kWh

数値だけを見ると、かなり大きな差があります。

車両表示の5.3km/kWhに対して、単純計算では約3.9km/kWh。

単純計算の方が約26%低い数値になりました。


なぜ電費に差が出る?

今回の結果だけでは、その理由を断定することはできません。

考えられる要因としては、

  • 車両側とバッテリー残量を使った計算で電費の算出方法が異なる
  • 実際に使用できるバッテリー容量が74.1kWhとは限らない
  • エアコンなどの電装品による消費電力
  • 回生ブレーキによるエネルギー回収
  • バッテリー残量表示の特性
  • 走行時以外の電力消費

などが考えられます。

そのため今回の検証では、

「RZの実際の電費は3.9km/kWhだった」

とは断定しません。

あくまで、

バッテリー容量74.1kWhをすべて使用可能容量として計算した場合、約3.9km/kWhになった

という参考値として扱います。


30日間検証で分かったこと

今回、最も興味深かったのは、同じ30日間の走行でも算出方法によって電費に差が出たことです。

実際にメーターパネルで確認できた通算電費は、

5.3km/kWh

でした。

一方、30日間の走行距離937kmと累計バッテリー消費321%から単純計算すると、

約3.9km/kWh

となりました。

今回の検証では、どちらか一方を「正しい電費」と決めるのではなく、車両表示値と実測データから計算した参考値の両方を公開します。

そして今後は、秋・冬・春にも同じ条件で検証し、季節によってこの数字がどのように変化するのかを比較していきます。

夏の30日実測検証を終えの感想

30日間の夏の実測を終えてまずお伝えしたいことは『とても快適な30日だった』ということです。

昨年の11月に納車でしたので今回私はレクサスRZ(EV)で初めての夏を迎えました。

当初はEVは冷房の効きが弱いというネットの口コミを目にして心配していましたが検証ルールにもあった25℃ AUTO固定でも十分に車内は冷え、また炎天下の駐車時の高温になった車内もエンジン搭載の車と比べても冷え方の早さは体感では変わりありませんでした。

また夏は日照時間も長く十分に太陽光発電の恩恵を受けれるので発電の余剰電力でコンスタントにEVに充電できるのでエアコンを使うことに対してのストレスもなく太陽光発電+EV運用でコストほぼゼロという醍醐味を存分に感じることができました。

その反対に冬は運用を工夫しないと充電やバッテリーの減りなどストレスになる場面も。

次回は秋の30日検証をお届けしますが、その後の冬のEV快適運用術もお届けできればと思います。